カンデラ(cd)とは
カンデラ(記号:cd)は、照明業界において光度を定量化するために使用される測定単位です。特定の方向へ光源から放射される光の量を表します。カンデラの値は光源からの距離には影響されませんが、光束の放射角(照射角)の影響を受けます。
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放射角とは、光源から放射される光束の幅の広さや狭さを指します。10°のようなより小さな放射角は光を集中させるため、カンデラ値が高くなります。逆に、50°のようなより大きな放射角は光をより広い範囲に拡散させるため、カンデラ値が低くなります。
カンデラは光度の測定単位であり、全光束とは異なる点にご注意ください。全光束はルーメン(lm)で測定され、光源からあらゆる方向に放射される可視光の総量を表します。これに対してカンデラは、特定方向に放射される光の強度に着目しています。
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よくある質問
カンデラ(記号:cd)は、光度のSI基本単位です。標準的な視覚感度(標準比視感度)を考慮し、特定方向へ光源から放射される放射強度を表します。たとえば、一般的なローソク1本は、約1 cdの光度で光を放ちます。
カンデラは照明器具から特定方向に放射される光の量を指すのに対し、ルクスは照射面を照らす光のレベル(照度)を測定します。
1カンデラは12.57ルーメンに相当します。ただし、照明器具においてはルーメンとカンデラの値を直接比較することは推奨されません。
計算は 1 lm = 1 cd * 1 という公式を用いて行えます。これは1ルーメンが1カンデラに等しいことを意味します。言い換えれば、光度1カンデラの光源は、表面積1平方メートルの球体内において1ルーメンの光束を生じさせます。
100ワットの単一指向性電球の光度は、100カンデラに相当します。
1979年の国際度量衡総会(CGPM)において、カンデラ(cd)の新しい定義が確立されました。現在では、周波数 540 × 10^12 ヘルツの単色放射を放ち、指定された方向における放射強度が 1/683 ワット毎ステラジアンである光源の特定方向における光度と定義されています。
より現代的な比較として、標準的な白熱電球は通常、1ワットあたり約1カンデラを出力します。
カンデラ値が高いほど、放たれる光がより強力で、より遠くまで届くことを示します。カンデラ値の高い懐中電灯は、煙や霧の中など視界が悪い状況や、集光された光束を必要とする用途に最適です。